ご無沙汰致しております。またまた久しぶりの更新です。
季節は巡り、秋も深まってまいりました。
遡ること半年ほど前になってしまいますが、今年の5月に、地域資源振興研究会にて、鹿児島県漬物商工業組合の皆様や関連業界の方々を中心に基調講演をさせていただきました。
「売れるデザイン」というテーマを頂戴し、どのようにお話することが一番皆様にご理解いただけるかを丈井と相談しながら、あれこれと考えましたが、今回、講演をさせていただいたことで、私自身の役割、立ち位置というものもより明確になったような気がします。
元々、アナウンサーをしつつ、ニュースや経済番組の特集やドキュメンタリーの企画・制作もしていていたので、魅力ある人・物・取り組み等について、客観的にその価値や可能性を捉えて、それを多くの方にわかりやすくお伝えすることを常に心がけてきましたが、それは、フィールドは変わっても同じなのだと改めて感じました。
KATAL SEVENは、「本質をつかんで、唯一無二の存在にする」デザインをご提案し、トータルブランディングをさせていただいておりますが、クライアント様ご自身が気づいていらっしゃらない長所や魅力に光を当て、さらに磨き上げていくために、KATAL SEVENとしての考えや在り方までも客観的な視点からきちんとお伝えすること、そして、その際、自分自身の声や言葉を活かしていくことを今まで以上に大切にしていきたいと思っています。
余談ではありますが、アナウンサーをしていたお陰で、タイムキープの勘(?)はまだ残っているようで、今回、主催者の方にその点もお褒めいただきました。時間の押し引きをきちんと回収できるのも特技の1つと言えるかも知れません(笑)